2024.12.25
働きがいも経済成長も
社内若手料理人の腕比べ《第4回若手料理コンペティション~U-29登竜門~》を開催
挑んだのは29歳以下の若手料理人。11名(和食・洋食・中華の調理部門が計7名/製菓·製パン部門が計4名)が料理の腕を競い合いました。課題は調理部門「桜島どりを使用したメニュー開発」、製パン・製菓部門「パイを使った商品制作」です。調理部門は当日会場で一堂に調理し、製菓·製パン部門は事前に仕上げたパンやケーキを提出しました。
緊張でピンと張りつめた空気の中、調理部門の一番手を務める選手が10時45分に調理をスタート。その後、順次5分遅れで調理に取り掛かり、7名が制限時間1時間で仕上げていきます。
審査項目に衛生管理や段取りも含むため、外部からお招きした審査員に手元を見つめられたり各料理長の質問を受けたりしながら、選手たちは包丁を握り鍋を振るいます。ここまでアドバイスし練習に付き添ってきた先輩調理人が、後方で心配そうに見守っており、レポートするこちらにもドキドキが伝わってきました。
- 製菓·製パン部門の4名の作品はまとめて一皿に
【審査項目】調理技術/衛生管理/段取り/レシピの再現度/味/完成度/アイディア性/商品化の可能性 など
その後製菓·製パン部門の4名の作品に関しても、審査員の試食と同時に選手のプレゼンが行われました。
そしていよいよ気になる結果発表。
最優秀賞に輝いたのは……
【小原賢汰の「ポピーシードを纏った鹿児島県産桜島どり胸肉のコートレット仕立て シャスールソース」と受賞コメント】
【有村奈々の「Mille feuille de pommes」と受賞コメント 】
昨年と今年で2連覇を遂げました!指導してくださったシェフや先輩に感謝して、この賞を誇りにさらに頑張りたいと思います。
表彰式の後、達成感にあふれ充実した表情の小原と有村
SHIROYAMA HOTEL kagoshimaは人材育成の一環として、こうしたコンペティションで料理人の実力を高めておもてなし力を磨き、より質の高いサービス提供を目指してまいります。
悔し涙を流したり、緊張のあまりうまく調理できなかったと反省したりしても、最後は笑顔で!